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偏頭痛の治療と予防
片頭痛が起こったら、光や音の刺激を受けないように照明を落とし、静かな場所で休むことが大切で、軽症の偏頭痛なら、しばらく休養することで治ることもあります。頭が痛む部分に、冷たいタオルや冷却シート等をあてて冷やすようにすると、いくらか痛みを緩和させることができますし、カフェインを含むコーヒーや緑茶なども、頭痛をやわらげる効果が期待できます。
偏頭痛が起きたら、薬を用いて、痛みに対する対症療法を行います。 脳の血管が拡張することで起こる偏頭痛の痛みには、血管の拡張を防ぐ作用がある「エルゴタミン製剤」を用いて治療します。
「エルゴタミン製剤」は血管拡張を防ぐものなので、痛みが起こってから服用しても、あまり効果は得られません。そのため、偏頭痛の特徴でもある「前兆」が起きたときに服用し、前兆のない偏頭痛の場合は、痛みだしたらすぐに飲むようにすると効果的です。
片頭痛の治療には、2000年に使用が認可された「トリプタン系」の注射薬も効果があります。トリプタン系の注射薬には、脳の血管を収縮させ、三叉神経に作用して痛みを抑える作用があり、頭痛が起きてからでも高い効果が得られるほか、偏頭痛に伴う吐き気などの症状も防ぐという特長があります。
偏頭痛を予防するには、頭痛の誘因を把握して、避けるようにすることが大切です。
過度のストレスや疲労になると偏頭痛を起こりやすくなりますから、ストレスをため込まない生活を心がけましょう。
寝不足や睡眠のとり過ぎなども偏頭痛に大きく影響しますので、質の良い睡眠をとるようにしてください。過度の光や音、暑すぎる・寒すぎる、換気が悪い部屋などが刺激となって、偏頭痛を誘発することもありますので、そういった環境は出来るだけ避けた方が良いでしょう。